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害り 包 と 七爺八爺 大 女子 き 

こんにちは、留川ほちょです。HPも見に来てね!(´∀`)http://hosokawahocho.web.fc2.com/

 

アプリの「漫画カメラ」

昨日、スマホアプリの漫画カメラを見せてもらった。
http://tokyo.supersoftware.co.jp/mangacamera/
ダウンロード数がすごく多い、人気のアプリだそうで。


人を撮影して漫画化されるのには何も感じなかったけど、
誤操作で人以外の場所を撮影したときに、びっくりした。
漫画の背景やん・・・これ。
上手に加工したら、もう背景かけなくても、いいよね~・・・

なんかショックだわー。



アートとか漫画とか、絵って、特にキャラクターって、
リアルさを追求しすぎなければ、線とかに味があるからこそいいと思う。
ただ、背景に関しては、よほどあくが強い作風でないかぎり、
求められているのは個性的さではなくて、
そこそこリアルな正確さと見やすさが求められると思う。

そして、没個性の背景をきれいにリアルに見やすく描くには、
やっぱり結構な技術がいると思う。

そもそも世の中のすべてのものに「線」というものはなくて、
そこで無理やり線を書き込むのが白黒の漫画なんだよね。
写真を見ながら書くにしても、トレースするにしても、
もともと線のないものに、線を見出して書き込んでいく、
その「線画起こし」という作業は、
線を判断するための判断力と、きれいに描く為の技術もいる。

それがねー・・・
こんなアプリでこうも簡単に・・・って思うと、
なんか悲しくなるんだよね~・・・。
別に、絵なんて練習しなくていいやん。


あと、自分でしゃべった日本語の言葉が、
瞬時に英語で画面に表示されるアプリも見せてもらって。
それもびっくりしたなあ・・・。
中国語を勉強してる身としては、
そこまでいとも簡単にコミュニケーションができるなら、
もう語学なんて勉強しなくていいやんね・・・。





絵を描いてて、すごく楽しい瞬間というのが、
下書きでたくさんの鉛筆線の中から、
自分で引くべき一本の道筋を見出した時、
そして、それを描き上げて納得いく仕上がりができたとき、
本当にうれしい気持ちになるんだよね・・・。
絵を描くっていうのは、そういう作業の繰り返しなんです。
きっと、他の絵描きの人も、そうだと思う。


漫画カメラで撮影した背景は、とても正確で見やすい線画だった。
出来上がるまでが、あまりにも一瞬すぎた。




漫画のアシスタントという仕事も必要なくなっていくのかもしれない。
翻訳アプリの精度も、これからどんどん上がっていくと思うし、
そうなれば、世の中に翻訳・通訳という仕事はいらなくなる。



語学なり絵なり、ここまでのクオリティを作り出すところに到達するまでは、
本当に長い時間の学習とか訓練が必要だと思う。

私は、タブレットで絵をほとんど書かなくて。
絵も、主線まではGペンとインクで描いてるんですが。

たとえば、Gペンって柔らかいから、力加減が必要で、
ずっと同じペンを使ってると、どんどん柔らかくなってきて、
そこそこ使ったら取り換えないといけない。
使う前にはペンの先を火であぶって、ペンについてる油を飛ばしたり、
原稿用紙だって、ずっと使ってない古い紙とか、メーカーによっては、
インクがすぐににじんできれいにかけなかったり。
普通の黒い水性ペンで描くと、消しゴムをかけたら一緒に消えてしまって、
色が薄くなって、印刷にきれいにでてくれなかったり。

今はタブレットでPC上にそこそこ描ける時代だけど、
インク、紙質、ペン先の状態
描き手も画材メーカーも、本当にこだわって作り上げたのが、
漫画の世界だと思うんですよ。

それは本当に、一瞬ではなかったんだよね・・・。




なんか自分は古い人間だなあ・・・と思う反面、
それでいいと思う。

どうしてかというと、アプリが飛び越えてしまったその中にこそ、
「作る感動」というのがあるからだと思う。
作る感動を知っていたら、他の人の作品を見たときに
もっと感動と尊敬を感じることができると思う。
「幸せ」って、そこにあるんじゃないかなあ・・・


私は、そういう気持ちを大切にしたいです。





細川ほちょのHP ZIPANG



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